五日目の行程は以下のとおりです。この復活を待ってこその本シリーズです。
駅間歩行が一箇所あり、所要時間は以前の織笠駅の位置で見積もりました。現在は北へ移転したので半分程度になってました。
釜石 | 6:02 | 190 | 390 | ||||||
両石 | ↓ | 6:29 | 7:05 | ||||||
鵜住居 | 6:14 | 6:25 | ↓ | 390 | 830 | ||||
大槌 | 310 | ↓ | 9:05 | ― | ― | 9:19 | |||
吉里吉里 | ↓ | 8:05 | 8:16 | ↑ | ↓ | ||||
浪板海岸 | 7:27 | 8:01 | ↓ | ↑ | ↓ | ||||
岩手船越 | 160 | 8:28 | 8:46 | 37分 | ↓ | ||||
織笠 | 310 | / | 10:41 | ↓ | |||||
陸中山田 | 11:45 | ↑ | ↓ | ||||||
豊間根 | 390 | 190 | ↓ | 10:23 | 10:02 | ||||
払川 | 13:27 | 12:45 | ↓ | 390 | |||||
津軽石 | 260 | 160 | ↓ | 12:42 | 12:10 | ||||
八木沢・宮古短大 | 15:43 | 14:19 | ↓ | 610 | |||||
磯鶏 | ↓ | 14:16 | 13:41 | ||||||
宮古 | 20:12 | 16:09 | 15:49 | ||||||
↑ | ↓ | ||||||||
松草 | 18:46 | 17:31 |
最後に山田線の「松草」へ往復しているのは、究極難度の「大志田」・「浅岸」(残念ながら巡り損ねた)両駅が廃止されてなお山田線が難敵で、翌日の駅巡り実行に先立って一駅稼いでおくためです。なぜ「松草」かと言うと、翌日多用する106急行バスのバス停が遠いからです。
三鉄はリアス線として一体化しましたが一日フリーきっぷは、釜石・宮古で3分割したそれぞれの区間の設定があります。釜石-宮古間のものを前日の三鉄釜石駅営業時間中に購入しておきました。なお、行程表の赤数字は都度運賃を払った場合で、合計すると倍近くになるはずです。
宮古駅が三鉄へ移管したので釜石駅もそうだと勘違いしていたのですが、釜石駅はまだそれぞれに分かれていました。三鉄のフリー切符類は相変わらず短い窓口営業時間内に買わないといけないので、朝一から使うなら前日に買うしかありません。
駅毎の画像は別途本ブログでアップの予定ですが、釜石駅付近の様子を少しアップします。
朝日に映える釜石製鉄所
駅前交番に津波浸水ラインあり
津波の被災地を通って行くわけですが、まだ更地が多いというのが正直な印象です。でも考えてみれば復興の最初は住宅地の整備で、これらは高台なので駅からは離れているはずです。津波に対応した堤防が各地で出来つつあり、これらが完成して初めて元市街地に建物が立ち始めるのでしょう。
列車は朝のうちは空いていましたが、観光タイムになるとどっと人が増え3乗車は立ったままでした。駅でふらりと降りる一般人も居て、乗降客と異なる挙動をするのでかなり煩わしかったです。
私は一般客がはけて(もしくは一般客の動線から外れて)からいろいろ動きますし、鉄ちゃん同士なら阿吽の呼吸でこなせますが、彼らは意図不明に一箇所に立ち止まっているうえに次の行動も読めないので難儀です。挙句の果てに黄色い線から出て到着する列車を撮ってましたし。
かくいう私も発着シーンを5つばかり撮りましたが、(走り去るならまだしも)列車がやって来るのに黄色い線を出ることは有りえません。
あと、「松草」駅で出発動画を撮りました。動画は車掌が乗り込んでからのシーンなのでサムネ詐欺ですが、立姿が様になっていたので。
昨晩の釜石同様、宮古も宿代の相場は高めですが翌朝5:00出発のためコスパが悪いです。
キャビンタイプの部屋があったので4100円ほどで泊れましたが、荷物を広げるところがベッドの上ぐらいしかありません。ベッドは上段なのでロッカーや机のある床レベルとの行き来が煩わしい上に、その細長い床部分に梯子段が張り出して作業性が悪く苦労しました。冷蔵庫もあるしカプセルよりはだいぶましですが、少し高いだけなら下段にすればよかった。
-つづく-