停車場遍路の鉄道雑記帳

鉄道関連を多めに旅の記録を綴ります

2019夏旅-0:立山黒部アルペンきっぷ運用実態

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青春18きっぷが使える期間はひたすら鈍行旅をしていましたが、今回はJRの「立山黒部アルペンきっぷ」(以下A切符)を使ってがっつり山岳交通の旅をしてみました。紀行は次回以降に譲って、本稿では題記について書きます。

 

A切符は出発地⇒富山⇔信濃大町⇒出発地(または逆ルート)がセットになったものです。富山⇔信濃大町はフリー区間で行ったり来たり出来ます。詳細はJRのこのページですが、運用上不明瞭だったところの調査結果が以下です。

富山地方鉄道区間電鉄富山立山不二越・上滝線含む)は途中駅でも自由に降りられます。なお、電鉄富山立山では都度改札時に日付印を押されます。回数に伴ってA切符の券面がスタンプの赤で埋まっていきます。 

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立山⇔黒部湖のエリアに入る際はA切符をエリア入口のケーブルカーの出札で提示して、ケーブルカーを便指定された乗車整理標(立山駅⇔扇沢フリー:以下S切符)を別途発行してもらいます。A切符には専用券発行済みのスタンプが押されてS切符とクリップ留めされます。

 

S切符は5日間有効で、有効エリアを一旦出てエリア内へ戻る際は都度ケーブルカーの切符売り場でケーブルカーの便指定の乗車整理標を発行してもらいます。この切符は指定のケーブルカーのみに有効なので、その先は発行済みのS切符で改札を通ります。

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扇沢信濃大町アルピコ交通バスで、乗車時と下車時に運転士にA切符を提示するだけでOKです。

 

なお、逆ルートで信濃大町側から入った場合にS切符の発行が扇沢なのか黒部湖なのかは不明ですが、後者ならば最初の扇沢黒部ダムはA切符で乗ることになります。

 

-つづく-