停車場遍路の鉄道雑記帳

鉄道関連を多めに旅の記録を綴ります

最終大遍路-10:気仙沼⇔[大船渡線摺沢-上鹿折]+[気仙沼線本吉以北]

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八日目の行程は以下のとおりです。前半は大船渡線鉄道区間の残りで、後半は気仙沼線BRT区間を「本吉」まで各駅巡り、その後大船渡線BRTの「上鹿折鹿折唐桑・八幡大橋」を巡ります。

BRT区間は鉄道跡のルートに無い駅や新駅も含め実行日時点での駅を巡ります。旧駅跡にアクセスできるかどうかは復興工事のタイミングもあり出たとこ勝負です。  

摺沢     8:03 7:34        
千厩     6:55 6:29    
小梨     7:18 7:00    
矢越         6:19 5:32  
折壁 10:18 9:28        
新月 9:22 8:36        
気仙沼 10:34           5:14  
               
上鹿折       16:47 17:00    
八幡大橋       17:54 18:10
鹿折唐桑       17:16 17:50
気仙沼 10:40   15:55 16:20     18:19
不動の沢   15:48 15:25        
南気仙沼 10:50 11:25          
気仙沼市立病院   14:43 14:37
松岩     15:16 14:53    
岩月           14:13 14:23
最知       13:06 13:21  
陸前階上   12:03 12:16  
大谷海岸   11:45 11:57  
小金沢       13:35 13:57  
本吉       12:35 12:46      

大船渡線上り2番列車は学生で混み合って3両編成でしたが、その他は2両ワンマンでした。比較的乗車率が良いと思います。行程は多少変則的な行ったり来たりですが、6駅だとあっさりしたものです。

朝は相変わらず寒くて使い捨てカイロが欠かせません。「千厩」で霧雨に虹がかかってた以外は晴れて絶好の駅巡り日和でした。

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BRTは列車とは連絡しないので、「気仙沼」へ戻ってきての6分乗り継ぎは心配でしたが、定刻に到着しました。

BRTの「南気仙沼」は県道沿いにバス停としてあるだけです。とはいえ、(昼食を調達に寄ったコンビニがある)画像の交差点の案内表記は(直進がバス停方向なのに)旧鉄道駅のあった右方向を指したままなのはいかがなものかと思います。将来的に専用道が出来て元の位置へ戻るにせよ目隠しぐらい貼っておいたらどうかとは思います。

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小金沢」バス停はgoogle mapの情報よりだいぶ気仙沼寄りの宮城交通バスの「赤牛海岸」バス停の位置に移動していて、旧駅跡まで2分半と見込んだ所要時間が3倍以上になってました。22分の乗り継ぎ間合いにしてあったので時間的にはともかく、バスの車窓でちゃんと確認していないと「どっちへずれたのか」が分かりません。

BRTは専用道がまだ少なく遅れは一般のバス並みに出るので、降りて乗るだけの駅でも原則10分以上の滞在時間を設けましたが、「気仙沼市立病院」だけは6分しかありません。かなり心配していましたが、3分遅れでした。乗り継ぎのバスも少し遅れてきましたので問題なく画像は撮れました。

BRTの専用道化は橋が落ちた区間を後回しにしているという認識でいました。それはそれで正しいようですが、河口近くでは川の堤防も海のそれと同じく津波の対策で嵩上げする必要があります。従い、橋はさらにそれを越えるために前後のアプローチ含め工事が必要で橋桁をかけなおすだけでは済まないことがわかりました。

上鹿折」へは宮城交通バスの「鹿折線」をBRTとして利用する(=JRの切符で乗れる)わけですが「気仙沼」の掲示を見る限りでは以下のように情報が不十分です。

路線バス乗り場の案内は親切だと思うけど「上鹿折」へ行くのもこのバス停(市内方面)だと明記されていない。

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BRT乗車券の画面に「上鹿折」がある。「上鹿折」へBRTで行けると勘違いする客はいるはず。

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全便「上鹿折」は停車しないとあるだけで、どうすればいいのかは表示なし。

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これでBRT開業以来よくまあクレームが出なかったものだと思うのですが。

ともあれ、宮城交通バスで気仙沼駅前-上鹿折駅前-鹿折唐桑駅前を乗って、北東パスでOKでした。

なお、BRT区間の駅も鉄道駅と同様に別ブログ「JR各駅停車」でこのシリーズ終了後にアップします。 

 

-つづく-