2日目は朝のうちに本線の3駅をこなして井川線へ、戻ってきた後に「崎平」を巡りました。「千頭」を除くと井川線には13駅ありますが、本日の行程では千頭寄りの7駅を巡ります。バスを一回使ってます。
塩郷 | 6:32 | ― | ― | ― | 7:00 | ||
下泉 | ↑ | 8:41 | 8:03 | ↓ | |||
田野口 | ↑ | ↓ | 7:57 | 7:10 | |||
↑ | ↓ | ||||||
崎平 | ↑ | ↓ | 18:07 | 16:56 | |||
千頭 | 6:05 | 9:12 | 9:03 | 18:13 | 16:51 | 16:34 | |
| | | | ||||||
川根両国 | ↓ | 13:10 | 13:40 | ↑ | |||
沢間 | ↓ | ↑ | ↓ | 14:11 | 14:53 | ↑ | |
土本 | ↓ | ↑ | 13:50 | 14:06 | ↓ | ↑ | |
川根小山 | ↓ | ↑ | 15:07 | 16:12 | |||
奥泉 | ↓ | 12:45 | ― | 12:10 | |||
アプトいちしろ | 9:55 | ― | 11:01 | ↑バス | |||
長島ダム | 11:13 | 12:01 |
井川線はゲージこそ1067mmですが元は工事用トロッコの路線です。なのでレールは細くきついカーブが連続し超鈍足です。吹きさらしのトロッコではなく客車タイプの車両なので冬季も営業してます。 黒部のトロッコはそもそも冬は豪雪で運休ですが。
井川線は一日5往復(1往復は「千頭-接阻峡温泉」)ですが、観光列車のため日中しか列車の設定がありません。それ故に日没制限がある私の駅巡りでも全列車使えます。
さらに「千頭-閑蔵」に3往復(繁忙期は+1往復)設定されたバスが急行便として使えます。所要時間が平均で列車の3分の1(90分⇒30分)というのは狐につままれたようですが、列車が(区間によっては大回りしている上に)遅いだけです。
行程では「千頭」で途中2回食糧調達チャンスがあるように見えます。本線⇒井川線のタイミングで駅の売店が開き、加えて井川線⇒本線のタイミングで駅から出て左の食料品店が開いてましたが、いずれも、総菜パンではなく菓子パンしか調達できません。
出発前の早朝は飲食店・土産物や含めすべての店が閉まっています。戻ってきた宵の口は飲食店が二軒やってましたが、なんとなく高そうで入店してません。従い、朝夕の二食は宿でとったほうがいいですが、今回の行程では朝は無理です。昼も途中で調達できないので、初日に買っておいた総菜パンですませました。
駅巡り画像は別途このブログでアップ予定です。このシリーズではトピックとその他画像を載せます。
「アプトいちしろ」「長島ダム」はアプト式機関車の連結・切り離しで4分停まりますが、降りた列車は見送ってます。観光客のわちゃわちゃが無い状態でゆっくり駅の画像を撮影できましたし、少し観光もできました。
「アプトいちしろ」は1936年に出来た大井川ダムのダム湖のほとりにあります。
ダム湖にかかる市代吊橋は元鉄道橋だそうで、井川線が井川まで延長される際に別ルート(現在のアプトのルート以前のもの)となるため道路橋になりましたが、中電の関係者以外通行禁止です。
左奥に大井川ダムが見えます
アプトいちしろ駅の山側にはアプト式になる以前のルートのトンネルが残ってます。
この先キャンプ場まで抜けられるそうで、駅の待合室に貸し出し用の懐中電灯がありました。
長島ダム展望テラスより下流側を見る、90パーミルの高架が見える
同:上流側を見る
駅前ロータリーに古代の家族
トイレもバス停もそれらしく
「奥泉」を最後にトイレが無いので心配でしたが、その後4駅を巡って「千頭」に戻るまで何とか持ちこたえました。「川根小山」は民家がそばに無いのでそこそこ秘境感がありました。
2泊目は他には一人しか泊ってなかったようで、部屋から出入りする際の戸の開け閉めの衝撃音も無く。静かな夜でした。
-つづく-